青年建築士のつぶやき 群馬建築士会

一般社団法人 群馬建築士会青年委員会がお送りする、笑いと涙の建築お役立ちサイト

青年の集い」~大震災における建築士の役割~ に参加して

 1112郡山ビューホテルアネックスで、福島県建築士会による「青年のつどい」が開催されました。例年ですと、5月頃に福島県内の青年建築士を対象とした「集い」でありますが、本年は、3.11の震災の影響で延期されていて、『どうせやるなら、全国へ発信しよう!』ということで、連合会青年委員会経由で参加募集があり、群馬建築士会青年員会からは3人が、参加し、勉強してきました。
概要は以下の通りです
①応急危険度判定⇒福島県会津建設事務所で活動した報告を県の担当者が発表。
仮設住宅の建設⇒建築士会の会員で仮設住宅を施工した方。
③応急仮設住宅の現況⇒原発によって町ごと避難している富岡町の行政の方。
④罹災証明⇒福島県建築士会青年委員で罹災証明の調査に携わった方。
⑤地域防災と建築士の活動⇒避難生活している福島県青年委員会副委員長から震災後から現在までの活動について。(建築士でありながら消防団員として人々を助けてきた活動)
⑥復興住宅⇒今後の福島県の復興について福島県土木部建築次長(建築のNO1)からの話。
 今、私たち出来ることは?を模索しつつ、もしも、群馬にこのような地震が来たときの対応についてなどに置き換えて、考えることもできました。
その後、和やか交流会では、福島の方はもちろん、宮城、岩手の方といろいろお話しさせていただき、貴重な経験をさせていただき、感謝しています。宮城県青年委員長の意見が印象的でした。『今の被災地を是非見に来てください』風化させたくない。皆さんにこの状況を覚えていて欲しい....。
私たち青年委員会は、平成24年3月に研修旅行で、宮城県訪れたいと考えています。見てはいけないと思っていたことに、真正面から向き合っていきたいと思います。この自然災害に立ち向かう勇気を自身で持つことと、その勇気を被災地に伝えていきたいと思っています。
                                   片山
★☆がんばろう日本! がんばろう東北!★☆
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