青年建築士のつぶやき 群馬建築士会

一般社団法人 群馬建築士会青年委員会がお送りする、笑いと涙の建築お役立ちサイト

京都のお茶室

5月15日、年に一度の京都行きで、今年は大徳寺瑞峯庵にある安勝軒、余慶庵、平成待庵の見学です。安勝軒と余慶庵は大正期の数寄者の寄進によるもので、ともに逆勝手というお茶をたしなむ方には難儀な間取りですが、雰囲気のいいお茶室でした。平成待庵は恩師中村利則先生の利休オリジナルの待庵に対するひとつの回答であり、やっと拝見することが出来ました。唯一の利休遺構とされる待庵も、解体、再建されたものであることは確かで、利休のままとは考えられていません。それに対する中村先生の回答を、いつもの仲間たちと好きなことを言いながら、隅々まで拝見してきました。
見学が終われば当然宴会です。追々集まるため難解乾杯したのか覚えていませんが、12時過ぎに来る人もいて、気がつけば3時過ぎまであちこちの建物の話を肴に飲んでいました。みんなどうかしてるけど、楽しかった。
 
桐生支部  矢内勝巳
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