青年建築士のつぶやき 群馬建築士会

一般社団法人 群馬建築士会青年委員会がお送りする、笑いと涙の建築お役立ちサイト

お菓子の家づくり教室が開催されました

 
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平成251214()に、「お菓子の家づくり教室」が目黒区総合庁舎大会議室で開催されました。東京建築士会目黒支部と目黒区の共催により、平成18年から毎年開催されています。
 
 目黒区在住の5歳から12歳までの子供達が対象で保護者と共に参加します。今年も50組以上が参加しました。
 
 会場に向かう子供達は、まるで遊園地に向かう時のように楽しそうな表情をしていました。一転、お菓子の家づくりが始まると集中して作業をし、一気にお菓子の家を完成させていました。
 
 お菓子の家づくり教室では、普段、建築士が業務でやっていることと同じことを体験します。まず、設計図となるスケッチを完成させ、会場に設けられた確認申請窓口に設計図を提出します。確認済の印鑑を押してもらい、その後は、設計図を見ながらお菓子の家づくりが始まります。カッターを使う箇所や難しい箇所は親御さんに手伝ってもらいながら一時間ぐらいで完成させていました。子供達は完成したお菓子の家と設計図を持ち窓口に向かい、完了検査を受け、検査済の印鑑をもらいます。
 
 そして、子供達がお菓子の家を会場に設けられた街区に並べると、彩り豊かなお菓子の家には白いパウダーが振り掛けられ、クリスマスツリーが添えられます。子供達のお菓子の家が全て配置されると、お菓子の家の街が完成です。そして、会場の照明が消されると、イルミネーションがお菓子の家を照らし、会場は歓声に包まれました。
 
 持ち帰られたお菓子の家は、子供達には、少し早いクリスマスプレゼントになったようです。
 
 参加した子供達には、お菓子建築士の認定書が東京建築士会目黒支部と目黒区より進呈されました。
 
 子供達や保護者の方々には、良い思い出になったと思います。また、企画に参加している建築士の方々が事業に誇りをもっていることが伝わってきました。
 
 担当をされた石川智章さん(東京建築士会目黒支部理事・鳳建築工房代表)によりますと、東京建築士会目黒支部は、子供達に家づくり・街づくりに対する興味を持ってもらい、将来に向けた小さな建築士を育て、元気で創造力のある子供達に育って頂き、ものづくりを通して成長してもらうことを目的に、お菓子の家づくり教室を始めました。
 
報告 群馬建築士会藤岡支部 島崎重徳