青年建築士のつぶやき 群馬建築士会

一般社団法人 群馬建築士会青年委員会がお送りする、笑いと涙の建築お役立ちサイト

木遣り歌

館林支部の小曽根です。
初めての投稿で緊張しておりますので、多少の誤字脱字はご容赦願います。
 
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先日、事務所の清掃中に上の画像の「木遣り歌」の歌詞が書かれた扇子が出てきました。
以前、上棟式の際に知人の鳶職の方に「木遣り歌」の歌詞と意味がわからない!と言ったのを覚えていたそうで「歌詞カード」代わりにいただきました。
 
「木遣り歌」とは元々は重い物を引き揚げる時に掛けさせた掛け声で、時の流れで歌に変化していきました。
 
「木遣り歌」は【真鶴】という何とも縁起が良さそうな名前のパートから始まります。
【真鶴】の内容は、その場にいる木遣りの心得がある人達に「一緒に唄いましょう」という呼びかけの意味だそうです。
この【真鶴】は号令の意味もあり、大きく非常に甲高い声で唄う特徴があります。
なので、【真鶴】は諺の『鶴の一声』に因んで命名されたという説があります。
 
【真鶴】は、先導役の兄(アニィ)と受け側の弟(オト)の掛け合いで、歌詞はというと…
兄:よ~お~を~おう~や~ぁれぇえ~よ~お~
弟:え~え~よ~おを~~をお~
…だそうです。
さっぱり意味がわかりません。
 
こうして扇子を眺めていると「木遣り歌」の歌詞と意味を覚えるのにはまだもう少し時間が掛かりそうな予感がします。