青年建築士のつぶやき 群馬建築士会

一般社団法人 群馬建築士会青年委員会がお送りする、笑いと涙の建築お役立ちサイト

ダムに関すること

先日、県議さんと飲む機会があり、その際に「今なら水力発電ダムに転換する!って言ったら
割と簡単に民意が得られて、あのダムもこのダムも、工事再開できるのでは?」
と思いつきの意見を振って見たのですが、すると返答は「いやあ、そんな意見も出るだろうと
既に検討がなされているんですが・・・※長いので要約すると、ダム発電の長期管理はコストの点で場所を選ぶ」
との事でした。
ちょうど妙義湖が土砂で埋まった部分の浚渫を始めたとの事で、観て見れば解るとの事だったので
ちょこっと行って見ると
イメージ 1
写真のように、工事されていたのは流入部分のほんの100m程度。
これで工事が止ってるのは何故?と問合せてみると、初年度の予算ではここまでしかできなかったとか。
この初年度で取り除いた土砂の、数百倍埋まってるらしいです。
行政にも金がないし、先は長そうですね。
そんな按配で、維持管理に楽な場所、水面下の落差が取れる状況、時間当たりの水量が一定以上
でないと転用も無理って事でした。
途中までやっちゃったダム工事、なんとかしたいですね。
                                                   安中支部 佐藤