青年建築士のつぶやき 群馬建築士会

一般社団法人 群馬建築士会青年委員会がお送りする、笑いと涙の建築お役立ちサイト

文楽

 10月24日(土)に、大間々町(みどり市)のながめ余興場で文楽の公演が行われました。今回は全国芝居小屋会議の記念公演ということで、お祝いの式三番叟、太夫、三味線、人形遣いの紹介、そして「艶姿女舞衣」のお園の口説きという内容でしたからきちんと一幕を通したわけではありませんが、初めて聞く人にはわかりやすい内容でした。私は文楽が大好きで、歌舞伎よりも、オペラよりもすばらしいと感じます。
 文楽はなじみがないという人が多いと思いますし、敷居が高いと感じる方もいるでしょう。確かに最初は何を語っているのかわかりにくいでしょうが、高々江戸時代の言葉ですからすぐに慣れますし、何より人形の姿、表情に引き込まれること請け合いです。そしてだんだん太夫や三味線にのめりこんでいくというのが好きになった者の道です。
 12月に三宅坂国立劇場で公演がありますし、時々NHKあたりで放送もあります。是非一度聞いて、見てください。

 ながめ余興場は関東で唯一稼動している木造芝居小屋です。落語でもあるときに見学にいらしてください。11月15日までの土曜と休日は13:00~15:00まで寄席を開いています。

桐生支部 矢内勝巳