青年建築士のつぶやき 群馬建築士会

一般社団法人 群馬建築士会青年委員会がお送りする、笑いと涙の建築お役立ちサイト

伊勢崎支部見学会

 伊勢崎支部青年委員では8月18日(土)に田島弥平旧宅の見学会を行いました。
田島弥平旧宅は「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産である大型養蚕家屋です。
今年7月には世界遺産候補として国連教育科学文化機関(ユネスコ)へ推薦することが決定しました。
場所は伊勢崎市境島村という地区にあり、利根川より南の埼玉県に隣接した場所にあります。
通風を重視した蚕の飼育法「清涼育」を大成した田島弥平が、文久3年(1863)に建てた主屋兼蚕室です。
間口25m、奧行9mの瓦葺き総2階建てで、初めて屋根に換気用の越屋根が付けられました。
この構造は、弥平が「清涼育」普及のために著した、「養蚕新論」「続養蚕新論」によって各地に広まり、
近代養蚕農家の原型になりました。
 
 
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田島弥平旧宅の前で集合写真です。中央の方がこの家の家主です。(居住してます!)
 
 
 
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当日は田島弥平旧宅を調査した観光サポーターが説明をしてくれました。
 
伊勢崎支部  茂木