青年建築士のつぶやき 群馬建築士会

一般社団法人 群馬建築士会青年委員会がお送りする、笑いと涙の建築お役立ちサイト

被災地視察~女川町編~

3月17日(土)~18日(日)と宮城県の海岸線を中心に視察に伺いました。
 
そのうちの中で訪れた女川町は、高さ17mを超す津波が襲い中心市街地は壊滅。町人口に占める死者・行方不明者は、1割を超えるようです。
 
津波により複数のRC造・S造ビルが横転し、現在も残っている3棟は女川町が昨年9月に定めた復興基本計画で「災害遺構として保存」する建物の候補となっているようです。
 
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候補の1つの女川サプリメントのビル。海岸近くに横転したまま残っていました。
 
 
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江島共済会館、緑色の部分が本来の屋上部分。
 
 
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女川交番
 
これら上記3棟は「津波の挙動研究、学術的な価値も高く、今後の津波被害軽減のための基準をつくるうえでも大変貴重なもの」として、保存候補に選ばれたそうです。女川町は保存事業のための募金口座を開設し、募金を募っているようです。
 
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女川町役場も大きな被害を受け、使われていないようです。
 
 
沼田支部 田村