文楽Ⅱ
文楽に関して2回目の投稿です。昨年11月の国立劇場の公演は、「近江源氏先陣館」と「伊達娘恋緋鹿子」でした。時代物と世話物、いずれも名作で、特に「伊達娘」は関東初演ということもあり、ちょっと無理して三宅坂まで出かけました。「伊達娘」はよく云うところの八百屋お七の話で、史実のように火付けをすることはなく、雪の夜、恋人吉三郎を助けるために死罪を覚悟で櫓に登って半鐘を打ち鳴らすという、実にけなげで泣かせる話です。緋色の衣を身にまとい、何度も手足を滑らせながら櫓のはしごを登り上げて、恋しい吉さんのために敢然と半鐘を打ち鳴らす様は、今思い出しても胸が高鳴ります。お七の人形は豊松清十郎さんが使いましたが、実によかった。
この2月の公演には、あの名作「曽根崎心中」が掛かります。行きたいけど、むりかなぁ・・・
開演前に、楽屋へ行って人形遣いの吉田玉女さんにご挨拶してきました。「ながめ余興場」に出演していただいたお礼を込めてうかがったのですが、名入りの手ぬぐいを頂いてしまいました。やった!!
桐生支部 矢内勝巳
この2月の公演には、あの名作「曽根崎心中」が掛かります。行きたいけど、むりかなぁ・・・
開演前に、楽屋へ行って人形遣いの吉田玉女さんにご挨拶してきました。「ながめ余興場」に出演していただいたお礼を込めてうかがったのですが、名入りの手ぬぐいを頂いてしまいました。やった!!
桐生支部 矢内勝巳