青年建築士のつぶやき 群馬建築士会

一般社団法人 群馬建築士会青年委員会がお送りする、笑いと涙の建築お役立ちサイト

コンペ現場がスタートしました!

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早くも2月に入った本日、小雪の舞う中、第1回群馬建築士会住宅設計コンペで選ばれた作品の地鎮祭が行なわれ、無事に着工となりました。建主S様、おめでとうございました!

今日の地鎮祭には、建主であるS様方から、無事に生まれた赤ちゃんを含む5名、コンペで最優秀賞に選ばれ設計・監理を行なっているアトリエ・エヌの田中伸明さん(中之条支部)、施工会社である関工務所さんからは関敏孝さん(沼田支部)と現場を担当する高井監督さん、そして群馬建築士会からも、秋草青年委員長と私が出席しました。お招き頂き、誠にありがとうございました。

このコンペでは、審査結果が発表され、田中さんをS様に正式にご紹介するまでが建築士会の役目と定めているため、それ以降はたまに実施設計中の様子が耳に入る程度でしたが、あらためてS様にうかがったところ、田中さんのコンペ案からほとんど変わっておらず、またコストも無理なく予算内に納めてもらえたとのことで大変満足して下さっていて、「出来上がりが今からとても待ち遠しい!」とのことでした。田中さんや関さんのご尽力にも、改めて御礼申し上げます。田中さんのコンペ案の勝負ショット(?)をイメージして撮影したのが2枚目の写真です。この風景が今後どのように変わっていくのか、私もとても楽しみです。竣工も、当初の予定通り、6月末とのことです。


そして、このコンペを通じて建てられるS様邸の現場は、建主、設計者、施工者のみなさまのご厚意により、現場の様子などを、このつぶやきブログに掲載させて頂けることとなりました。ブログを主に執筆するのは、施工会社の関さんや高井監督さんになりますが、設計・監理の田中さんや、場合によってはS様からも原稿を頂ける予定となっています。
このブログは、単に進捗状況を公開するだけでなく、住まいづくりをお考えの一般のみなさまに、住宅が出来上がるまでの工事の流れやスケジュール、そして何より「建築士(や設計事務所)との住まいづくりの魅力」が少しでも伝わるような内容になればと考えています。(関工務所さんのHP中のブログとも連動します http://ieieie.de-blog.jp/fess/ )執筆陣のみなさま、宜しくお願いいたします!もちろん、私たち建築士にとっても役立つ点があると思いますので、投稿を楽しみにお待ち頂ければと思います。

その他にもS様邸は、SE構法という、在来工法とは異なる特徴を持つ木造住宅であることなどから、ご要望があれば、主に建築士のみなさまなどを対象とした構造見学会なども企画したいと考えています。もちろん完成時には、たくさんのみなさまにご覧頂けるような見学会も開催させて頂く予定となっています。詳細が決まりましたらこのブログなどを通じてお知らせして参ります。そしてもちろん、コンペ以外の情報も随時アップされますので、今後とも「青年建築士のつぶやき」を閲覧して頂ければ幸いです。

本当に今日は寒い一日でしたが、こんな日に現場が始まったということで、体だけでなく、気持ちも改めて引き締まり、しっかりと監理や施工にあたるぞ!との意気込みや、それを期待する建主様などの熱気に満ちていて、おごそかながらもとてもホットな地鎮祭でした。


高崎支部 磯貝