「顔合わせ」を行ないました
(写真:左から秋草博・青年委員長、田中伸明さん、関敏孝さん)
住宅設計コンペ事務局です。
8/22(金)に、住宅設計コンペ事務局がコンペの依頼主である建主S様に、最優秀賞受賞者である
ATELIER N・田中伸明さんを正式にご紹介する「顔合わせ」を行ないました。施工者である関工務所からも、施工者アドバイザーも務めて頂いた関敏孝さんに同席して頂きました。場所は、「当方の設計に対するスタンスなどをご説明し、ご納得頂いた上で契約を結びたい」との田中さんからのご要望を受けて、より適切に説明がしやすい、中之条にある田中伸明さんご自身の事務所で行ないました。
顔合わせでは、
●本会青年委員長・秋草より
○住まいは、建主様の思いを設計者が形にし、それを施工者がしっかりと施工をして、初めて建主様に
満足して頂けるものになるのだと考えます。このコンペは、多くのみなさまのご協力により、各方面からも
注目を頂いているので、群馬建築士会コンペで選ばれた作品として、設計者、施工者の方には、建主様の
ためにより一層の努力をして頂き、良い作品を作って下さい。
○今回最優秀賞に選ばれた田中さんの案は、建主様のさまざまなニーズに対して、うまくバランスを
取りながら考えられた素晴らしい案であると感じています。今後も、建主様が上手く言葉にできない
ようなことも汲み取って、のちのちまで満足して住んで頂けるよう努めて下さい。
○田中さんには、このコンペで素晴らしい作品を提出して頂いたことのみならず、今後も、群馬建築士会の
発展や私たち建築士の業務環境の向上などに、ますますのご尽力をお願いいたします。
○建主様には、設計コンペという本会の事業にご理解とご協力を頂いたことに、そして施工者である
関工務所さんには、本委員会の求めに応じて建主S様をご紹介頂いたことに改めて御礼を申し上げます。
以上のようなお話をさせて頂きました。
●田中さんからは
○住まいづくりにおいては、いろいろな依頼のパターンがあり、それぞれに長短があると思いますが、
「継続的に良い建物をつくっていくためには、『設計者と施工者の対等な関係の上に成り立つ良い
緊張感』が必要」なことや、「設計料を払って下さる建主様のために働くことがシンプルで良い」、
ことなどから、設計と施工は分離されていることが望ましいと考えています。ですので私の事務所では、
建主様には必ず、設計者と施工者それぞれと直接に契約して頂くようにしています。
○普段は、ひとつの住まいに1年程度かけて、建主様といろいろな話をしながら設計をまとめて行きますが、
今回は、コンペという限られた時間の中で基本設計案の大枠を考えるとの状況で、コンセプトをはじめ
として、いつもとは違う、かなり面白いアプローチができたと思っています。住まいは建主様のものですが、
自分としてもかなり思い入れの深い作品になりました。建主様とともに楽しくやって行きたいと思います。
○その他に、契約、設計料、別途料金となる部分の範囲、提案のスタイル、監理で特に気を使っていること、
打合せや施工のスケジュール、事務所スタッフの位置付け など
の説明やお話がありました。とてもしっかりと進めて頂けそうな印象でした。
●建主様からは
○選んだポイントの概略に加え、設計に対するしっかりとしたポリシーが伝わってくる提案だったこと など
のお話がありました。
建主様は、田中さんの説明に充分にご納得頂いた様子で、予定通り、近日中に設計・監理の契約を結ぶ運びとなりました。
●その他としては
○現場施工中や竣工時などに、本会会員も含めたさまざまな方を対象とした見学会を行なわせて頂けるとの
ことで、建主様、設計者、施工者のご了解を頂くことができました。
○ラジオ高崎へのご出演に、田中さんの了解を頂きました。(他にどのような方に出演して頂き、どのような
内容になるかは、今後打ち合わせて参ります)
特に見学会については、住まいづくりをお考えのみなさまにとって大変参考になるであろうことはもとより、私たち建築士も、個人住宅を見学できる機会はそれほど多くはないとも聞きますので、非常に有意義なものになるのではないかと考えています。
改めて、建主様、田中さん、関工務所さんに御礼を申し上げます。
住宅設計コンペ事務局です。
8/22(金)に、住宅設計コンペ事務局がコンペの依頼主である建主S様に、最優秀賞受賞者である
ATELIER N・田中伸明さんを正式にご紹介する「顔合わせ」を行ないました。施工者である関工務所からも、施工者アドバイザーも務めて頂いた関敏孝さんに同席して頂きました。場所は、「当方の設計に対するスタンスなどをご説明し、ご納得頂いた上で契約を結びたい」との田中さんからのご要望を受けて、より適切に説明がしやすい、中之条にある田中伸明さんご自身の事務所で行ないました。
顔合わせでは、
●本会青年委員長・秋草より
○住まいは、建主様の思いを設計者が形にし、それを施工者がしっかりと施工をして、初めて建主様に
満足して頂けるものになるのだと考えます。このコンペは、多くのみなさまのご協力により、各方面からも
注目を頂いているので、群馬建築士会コンペで選ばれた作品として、設計者、施工者の方には、建主様の
ためにより一層の努力をして頂き、良い作品を作って下さい。
○今回最優秀賞に選ばれた田中さんの案は、建主様のさまざまなニーズに対して、うまくバランスを
取りながら考えられた素晴らしい案であると感じています。今後も、建主様が上手く言葉にできない
ようなことも汲み取って、のちのちまで満足して住んで頂けるよう努めて下さい。
○田中さんには、このコンペで素晴らしい作品を提出して頂いたことのみならず、今後も、群馬建築士会の
発展や私たち建築士の業務環境の向上などに、ますますのご尽力をお願いいたします。
○建主様には、設計コンペという本会の事業にご理解とご協力を頂いたことに、そして施工者である
関工務所さんには、本委員会の求めに応じて建主S様をご紹介頂いたことに改めて御礼を申し上げます。
以上のようなお話をさせて頂きました。
●田中さんからは
○住まいづくりにおいては、いろいろな依頼のパターンがあり、それぞれに長短があると思いますが、
「継続的に良い建物をつくっていくためには、『設計者と施工者の対等な関係の上に成り立つ良い
緊張感』が必要」なことや、「設計料を払って下さる建主様のために働くことがシンプルで良い」、
ことなどから、設計と施工は分離されていることが望ましいと考えています。ですので私の事務所では、
建主様には必ず、設計者と施工者それぞれと直接に契約して頂くようにしています。
○普段は、ひとつの住まいに1年程度かけて、建主様といろいろな話をしながら設計をまとめて行きますが、
今回は、コンペという限られた時間の中で基本設計案の大枠を考えるとの状況で、コンセプトをはじめ
として、いつもとは違う、かなり面白いアプローチができたと思っています。住まいは建主様のものですが、
自分としてもかなり思い入れの深い作品になりました。建主様とともに楽しくやって行きたいと思います。
○その他に、契約、設計料、別途料金となる部分の範囲、提案のスタイル、監理で特に気を使っていること、
打合せや施工のスケジュール、事務所スタッフの位置付け など
の説明やお話がありました。とてもしっかりと進めて頂けそうな印象でした。
●建主様からは
○選んだポイントの概略に加え、設計に対するしっかりとしたポリシーが伝わってくる提案だったこと など
のお話がありました。
建主様は、田中さんの説明に充分にご納得頂いた様子で、予定通り、近日中に設計・監理の契約を結ぶ運びとなりました。
●その他としては
○現場施工中や竣工時などに、本会会員も含めたさまざまな方を対象とした見学会を行なわせて頂けるとの
ことで、建主様、設計者、施工者のご了解を頂くことができました。
○ラジオ高崎へのご出演に、田中さんの了解を頂きました。(他にどのような方に出演して頂き、どのような
内容になるかは、今後打ち合わせて参ります)
特に見学会については、住まいづくりをお考えのみなさまにとって大変参考になるであろうことはもとより、私たち建築士も、個人住宅を見学できる機会はそれほど多くはないとも聞きますので、非常に有意義なものになるのではないかと考えています。
改めて、建主様、田中さん、関工務所さんに御礼を申し上げます。